夏バテ対策 preparation for the summer heatインクル子供英会話浜松市
今年は例年より暑い日が続きますね。今日は海外の夏バテ対策法を紹介したいと思います。
○ジブチ共和国
アフリカ北東部に位置するこちらは、過去には71.5℃を記録したこともあり、世界で1番暑い国と言われています。年間の平均気温が約30℃(夏の気温は50℃以上、湿度は80%以上と極暑多湿気候)という厳しい環境の中、現地の人々がどのような生活をしているか気になります
・政府機関や民間企業の始業は7:00am、︎日差しが強くなる前の2:00pmには終業
・猛暑期は学校も3ヶ月程お休み
・国内の比較的涼しい地域やエチオピアなどに行く人も多い
・暑い時間帯の昼間はお昼寝(エアコンのない家は衣類を水に浸して着て寝る)、夕方になってから行動開始
○サウジアラビア
地域によって差はあれど、基本的には砂漠気候という年間降水量が非常に少なく乾燥していますが、地域や季節,日内間などによって,気候の変動が大きく異なるそうです。夏は50℃をを超える地域もあるそうです。
イスラム教の国ということもあり、基本的に身体を覆う露出の少ない服装で皆さん普段は過ごしているようですが、人口の80%以上が外国人。移住者を含め、どんな暑さ対策をしているのでしょうか?
・強い日差しから肌を守るために肌の露出を控える
・サンダルを履いて足元は涼しく保つ
・聖地に日除け用パラソルが設置されている(自動開閉、ミスト噴射、訪れた人々が優美なデザインだと賞賛し観光名所にもなっている)
・避暑を求めて年1〜2回は涼しい海外の地域へ家族旅行
○タイ
1年中常夏のイメージですが、実は乾季、暑季、雨季の3つに分けられ、季節によって特徴があるそうです。バンコクに嫁いだ親友は、季節によって多少の違いはあれど、とにかくずっと暑いとつぶやいておりましたが、暑くて湿気の多いタイの気候は日本の夏に似ているので、見習いたい暑さ対策があるかもしれません!
・肌の露出を少なくする(日中の強い日差し、百貨店などでは冷房、夕方は蚊が多いので、羽織り物などを持っていると便利)
・トロピカルフルーツで体を冷やす
・スパイスの効いたお料理で食欲増進、発汗作用を促す
・1日に何度もシャワーを浴びる→メンソール成分が含まれた白いパウダーを全身に振りかけて爽快感を得る
○インド
こちらも上記の国に負けず劣らず、暑いです。数年前には熱波でアスファルトが溶ける、体を冷やそうと汚い水たまりにまで飛び込み、その後下痢などの症状を訴える人々が急増した等の現象が起きました。
政府が政策に乗り出したものの、まだまだ電気の普及率が100%ではないこの国では、どのように暑さ対策をしているのでしょうか?
・外に出ない
・屋台で売っているレモン水やサトウキビジュースで水分補給する
・外出時は長袖を着用する
・体内の熱を下げるためにタマネギを良く食べる
全てがすぐ出来るものではないですが、参考になる対策はぜひ取り入れて日本の蒸し暑い夏を乗り切りたいですね。